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エデン / 近藤 史恵

2011/11/04
410305252Xエデン
近藤 史恵
新潮社 2010-03

by G-Tools


あれから三年―。

白石誓は、たった一人の日本人選手として、ツール・ド・フランスの舞台に立っていた。

だが、すぐさま彼は、チームの存亡を賭けた駆け引きに巻き込まれ、外からは見えないプロスポーツの深淵を知る。

そしてまた惨劇が…。

ここは本当に「楽園」なのだろうか?

過酷なレースを走り抜けた白石誓が見出した結論とは。内容(「BOOK」データベースより)



「サクリファイス」の続編で、今回の舞台は憧れだった、あのツール・ド・フランス。

前回見事だったロードレースの駆け引きは、更に複雑にスケールも大きくなっています。

レース色が強くなった分、ミステリ要素は減りましたが、最後まで飽きることなく楽しめる作品。


純粋に勝ちにこだわることができるのは、ほんの一握りのトップ選手のみ。

その現実が痛々しく感じるのは最初だけ。

己を差し出すアシストには、アシストのプライドと思いが明確にそこにある。

2週間にも及ぶ長いレースで、互いの思惑が複雑にねじれ、あらぬ方向へと進んでいく。


ロードレースを全く知らなかった私でも、純粋に楽しいスポーツ小説。

それにしても…

日本人でたった一人、世界に出れるトップレベルの選手が、こんなに我欲を捨てれるものなのかな。

それで生き残れる世界なのかな。

実際はどうなのか、少し気になります。


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14:54 近藤 史恵 | コメント(2) | トラックバック(0)

サクリファイス / 近藤 史恵

2011/09/25
4103052511サクリファイス
近藤 史恵
新潮社 2007-08

by G-Tools


ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。

勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。

初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。

それは、単なる事故のはずだった――。

二転三転する真相、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動!

青春ミステリの逸品。 出版社 / 著者からの内容紹介




以前に読んだStory Seller / 有川浩、伊坂幸太郎、他

この中で近藤史恵がどこか印象に残っており、やっと読むことが出来ました。


読書の魅力の一つは、自分の全く知らない世界に出逢えること。

この作品で、「自転車ロードレース」の世界を初めて知りました。

自転車で連想するのは、橋本聖子と競輪ぐらいで、落車がとても危険なイメージ。

それがなんと奥深い事か!!


チームの「エース」を勝たせるため、己を差し出す「アシスト」。

選手間の駆け引きもありつつのチームプレイ。

マラソンの「ラビット」のように、素人には一見分かりにくいチーム戦略がある。

それだけでも面白いのに、ロードレースは何日にも亘って行われる。

コースに合わせて戦略を練り、エースの体力を調節し、総合優勝を虎視眈々と狙う。


おぉ、知らないことだらけだ。

説明が前面に出過ぎることなく挿入され、話を途切れさせないのもとても良い。


残念ながら、ミステリー、サスペンスとしては、ランクが一つ落ちるかな。

ラストは強引だし、そんな馬鹿な…と言いたくなる散らかり方である。

女心は得意でないのか。

それでも、青春要素とロードレースの入り口を楽しむなら、読んでいて絶対楽しい作品です!!


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12:21 近藤 史恵 | コメント(8) | トラックバック(0)
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