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傍聞き / 長岡 弘樹

2012/02/20
4575236365傍聞き
長岡 弘樹
双葉社 2008-10

by G-Tools

娘の不可解な行動に悩む女性刑事が、我が子の意図に心動かされる「傍聞き」。

元受刑者の揺れる気持ちが切ない「迷い箱」。

女性の自宅を鎮火中に、消防士のとった行為が意想外な「899」。

患者の搬送を避ける救急隊員の事情が胸に迫る「迷走」。

巧妙な伏線と人間ドラマを見事に融合させた4編。 内容紹介より



「傍聞き」が日本推理作家協会賞の「短編部門」を受賞したのが2008年。

この年の「長編及び連作短編集部門」を受賞したのは、今野敏の『果断 隠蔽捜査2』。

そんな繋がりで興味を持っての、初長岡弘樹です。


「育ちの良さそうな綺麗な推理小説」というのが第一印象。

会話の中でさりげなく張られていく伏線を、しっかりと辿ってくれるが、狙いは突飛ではない。

巧妙なトリックや手に汗握るラストとは無縁。

心理面でのなるほどのラスト。

どこか切なくて、どこかにぬくもりを感じる

推理小説でこういうタイプは珍しい。

重松清が好きな人には、-あれほどハートウォーミングではないにしても-好みに合うのではないでしょうか。


短編ですから設定はそれぞれですが、職業は警察、消防士、救急隊員など身近に感じるものばかり。

近しく感じる世界だからこそ、その仕事ぶりが非現実的に映ってしまうのが残念なところ。

短編集なので推理もコンパクトに感じますが、長編になったらまた違った印象を受けるかな。


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12:51 長岡 弘樹 | コメント(4) | トラックバック(0)
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