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昨夜のカレー、明日のパン /  木皿 泉

2014/12/22
昨夜のカレー、明日のパン昨夜のカレー、明日のパン
(2013/04/19)
木皿 泉

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悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。

七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。

結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。

なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。

木皿 泉(きざら いずみ)は、日本の脚本家2人の共同ペンネーム。

『すいか』、『野ブタ。をプロデュース』、『セクシーボイスアンドロボ』、『Q10』、などのテレビドラマの脚本で知られる。



ラストは読者の想像に任せますと言う形でありながら、そうと思うしかないような終わり方。

出来過ぎた設定に、ドラマの脚本のようだと思っていたら、この方は有名な脚本家だった。

著者の経歴を見て、とても納得しました。


早くに夫を亡くしたテツコを取り巻く面々の連結短編になっており、物語は唐突に始まり、ほんわかと終る一定のリズム。

波が穏やかで、すくっとした気持ち良さがあり、とても読みやすい癒し系。

家族のかたちを再認識させるような優しい物語は、最近本屋大賞候補作に多いなと思います。


残念なのは、誰の目線で話しているのか、途中で飛び飛びになるところ。

人物描写が細やかでない分読みにくく、いくつか引っかかりがありました。

小説としての力はあまり強くはないですが、要所要所に光がある楽しい作品です。



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17:44 か行 その他の作家 | コメント(2) | トラックバック(0)

ディズニー そうじの神様が教えてくれたこと / 鎌田 洋

2014/07/23
ディズニー そうじの神様が教えてくれたことディズニー そうじの神様が教えてくれたこと
(2011/10/20)
鎌田 洋

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ウォルト・ディズニーが最も信頼した清掃員、「そうじの神様」ことチャック・ボヤージン氏。

東京ディズニーランドを舞台に、カストーディアル・キャスト(清掃スタッフ)たちが繰り広げる感動物語。

「働くことの本当の意味」を問いかける。

物語の舞台は、ディズニーの清掃部門、カストーディアル。

そこで働くキャストたちの4つの人間ドラマで構成されている。

本書に収録されているのは、「夢の国の落とし物」「月夜のエンターティナー」「魔法のポケット」「夢の、その先」の4つの物語。

ディズニーのそうじの世界に秘められた「仕事で人を幸せにするヒント」がきっと見つかることだろう。内容紹介抜粋



ディズニー本は多いですが、夜の掃除が舞台だと聞くととても興味がわきます。

華やかな昼の世界を支えている深夜はどんな光景なのだろうか。

それは想像していたよりずっと静かで地道な、手作業による掃除の世界だった。


風が強くて寒いディズニーランドで、一つ一つの遊具を手で磨く。

かじかむ指に、清掃の仕事をしているという劣等感。

夢の国にも夢を抱けなくなる人はいるだろう。

今でこそ清掃スタッフの知名度は上がったが、開園当初の夜間清掃スタッフのモチベーションは低かった。

そんな彼らに誇りを持たせ、温かく導く指導は、日頃仕事に対して華々しさを求めてしまう自分にも喝を入れられるようでした。


物語としては、作家さんが手がけた作品ではないので、内容はとても薄いし、展開は想定内。

2、3時間で読めてしまうものかと思う。

ですが、やはり読んでいて楽しいのです。

根底から覆されるようなおもてなしの心は、読むだけで心が浄化されるような気持ちになります。


ディズニーランドに行く前に子どもにも読ませてみると、いつもと光景が違って見えたようで、キャストの働きぶりにとても感心していました。

ディズニーのキャストとして、清掃スタッフのランクを上げたのは、確実に今まで仕事をしてきた清掃スタッフの行動で。

積み重ねて大人気のポジションにしたことが素晴らしい。

あまりにも単純な感想で恥ずかしいですが、やはり読み終わるとディズニーランドに行きたくなります。



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13:01 か行 その他の作家 | コメント(0) | トラックバック(0)

世界から猫が消えたなら / 川村 元気

2014/04/30
世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら
(2012/10/25)
川村 元気

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僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。

かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。

そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。

僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。内容(「BOOK」データベースより)



久々に、「失敗したな…」と後悔しました。

タイトル、宣伝文句、装丁、全体的にいい雰囲気を醸し出してはいるが、内容はびっくりするぐらい薄い。

著名人からの賞賛コメントが並んでいるのが不思議でなりません。


読み始めてすぐに、なんとなくダメな感じが漂っていたのだけれど。

本屋大賞にノミネートされているのだから、たとえ直球ど真ん中であろうとも、ラストは泣けてしまうような気がしていた。

だが、あまりにも内容が想定内過ぎて、そうもならない。

自分が小説を書けるわけでもないのに言うのは申し訳ないが、最初から最後まで残念な作品です。


死を宣告に来た悪魔は、「夢を叶えるゾウ」のガネーシャと雰囲気が似ているし、

悪魔が引き起こす不思議な状況も、物語の都合がいい部分だけが描かれているので、真実味が全然ない。

もう少し奥行きが感じられると違ってきたのかな。

余命について問うには物足りないですが、本に苦手意識のある子が読むには、入りやすい作品かもしれません。



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09:26 か行 その他の作家 | コメント(8) | トラックバック(1)
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