04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

オレンジ・アンド・タール / 藤沢 周

2012/06/20
4334748848オレンジ・アンド・タール (光文社文庫)
藤沢 周
光文社 2010-12-09

by G-Tools

高校でアウトロー的存在のカズキは、スケボーに熱中して毎日を送る。

今日も伝説のスケートボーダーのトモロウのところへ相談に行く-

彼の心に影を落としているのは、同級生が学校の屋上から落ちて死んだことだった。

そして、目の前で事件は起きた。

自分って何なんだよ、なんで生きてるんだよ―

青春の悩みを赤裸々に描いた快作。

「シルバー・ビーンズ」も併録。内容(「BOOK」データベースより)



以前放送されたTV、「アメトーーク・読書芸人」。

この企画は、読書大好き芸人がお気に入りの本を持ち寄り、読書についてただただ熱く語る。

普段の「アメトーーク」らしからぬ、とても静かで笑いの少ない回でした。

メンバーはピース又吉、オードリー若林、光浦靖子、笑い飯哲夫、スピードワゴン小沢…など

読書好きで有名なメンバーばかりで、マニアックな会話がとても良かった。

その中でオードリーの若林一押しだったのが「オレンジ・アンド・タール」。

好きだと言い続けていたら、文庫化にあたり解説を依頼されたそうな。

(私は単行本で読んだので、残念ながら若林解説は読めていません)

そこまで惹きつける本を読んでみたくて手に取ってみました。



友人とバカ話をしながら学校の屋上でしゃべっていただけなのに。

笑いながら屋上からダイブした友人。

なんで死んでしまったのだろう。

なんで自分は生きているのだろう。

死んでしまった友の顔がちらつき、頭から離れない。

見えない振りをしながら必要以上にはしゃぐも、眼の奥が震えてしまう彼ら。


新聞に連載されていたのは、高校生の少年の視点で書かれたもの。

後に追加された「シルバー・ビーンズ」は、「オレンジ・アンド・タール」を別の登場人物の視点で書いたもの。

同じことを視点を変えて書かれ、両者が共に活かし合っている。

「シルバー・ビーンズ」の主人公は、もう高校生の若さには戻れないけど、大人にもなりきれない男。

もがく彼らの気持ちは分かるけど、男も既に乗り越えられたとはとても言えない。

何の迷いもなく生きていたのは何歳までだろうか。


- 敷かれたレールに乗ることが一番なんだよ -

なんて言う冷めた大人になる前に読むから、価値があるのか。

すっかり大人になって読むから、彼らが煌めいて見えるのか。

比較できないのが残念な私。



押していただけたら、とても幸せです。
宜しければ、応援ポチどうぞよろしくお願いします。
    にほんブログ村 その他日記ブログ のほほんへ
スポンサーサイト
08:41 藤沢 周 | コメント(4) | トラックバック(0)
 | HOME | 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。