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のぼうの城 / 和田 竜

2012/12/18
409386196Xのぼうの城
和田 竜
小学館 2007-11-28

by G-Tools

時は乱世。

天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。

武州・忍城。

周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。

城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。

智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。

城戸賞受賞。 内容(「BOOK」データベースより)



爽やかでとても面白い歴史小説、大型新人脚本家:和田竜の人気作品です。

歴史小説を書かれる作家さんはある程度決まっていて、専門職のようなものだと私は思っている。

今までは王道ばかり読んできたので、それらの作品と、つい比較してしまう。


文献に則って、説明過多にならず、登場人物を整理しながら、過去に読み手を誘う。

歴史小説はとても難しく、出だしでいかに引き込むかが鍵かと思いますが、その点この作品は読みにくい。

いちいち「過去の文献のこの部分にこう書かれている」と説明が入るものだから、雰囲気が壊れることは否めない。


小説として感じるそんな違和感を除くと、ストーリーとしては心地良く読める楽しい作品。

秀吉の想いを背負った石田三成の初陣。

対するのは、武術も知性もない「でくのぼう城主」率いる忍城。

石田軍20,000人相手に、たった500人でどう戦おうというのか。


負け戦と分かっていての戦い。

命を命と思わない捨て身の作戦が繰り広げられるのかと思いきや、のぼう様には肩透かしをくらわされてばかりだった。

若者が心を寄せてしまうような人物像「のぼう様」は、今までの歴史小説にはない魅力。


ある程度事実に則りながらも、脚色の面白さは新しい。

さすが脚本がメインの作品だけあって、映画の方がもっと独特の雰囲気が出るように感じます。

キャストも素敵な方が多いですが、知将:石田三成を演じるのが上地雄輔って。

上地君はとても良い人だと思うけれど、ごめん、それはどうだろう。



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12:44 和田 竜 | コメント(2) | トラックバック(0)
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