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マザーズ / 金原 ひとみ

2013/04/19
マザーズマザーズ
(2011/07)
金原 ひとみ

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同じ保育園に子どもを預ける三人の若い母親たち―。

家を出た夫と週末婚をつづけ、クスリに手を出しながらあやういバランスを保っている“作家のユカ”。

密室育児に疲れ果て、乳児を虐待するようになる“主婦の涼子”。

夫に心を残しながら、恋人の子を妊娠する“モデルの五月”。

現代の母親が抱える孤独と焦燥、母であることの幸福を、作家がそのすべてを注いで描きだす、最高傑作長篇。



うーーーん、現代の母親が抱える孤独と幸福の最高傑作長篇……かなぁ。

とてもじゃないがそうは思えない。


育児で息が詰まって、子どもから逃げたくなって、苦しくて、泣けてきて。

その気持ちは痛いほど分かる。

幼児期に全く預け先がないまま、全責任を負う閉塞感は、今思い出しても辛い。

だから私はこの本を手に取ってみた。


育児とはまさにそうだと、頷く部分は十分ある。

泣きやまない、吐く、洩らす、食べない、治らない、寝ない…

その上夫たちが無理解で非協力的なのだから、その苦しみは倍増だろう。


だが三人の若い母親は、どれもこれも自己愛が強く、女に対する執着心も、読んでいてしんどい。

クスリをやりながらの育児、虐待、浮気、何でもあり。

状況の大変さは分かるが、母親の心理状態にまでは同調できない。


なぜ最後になって男たちは、皆よき理解者に変貌するのだろうか。

それが解決策になるのなら、母親たちがもがき苦しんで成長を遂げたと、印象付けることはできない。

筆力としても、日本語の流れの悪さとしても、引っ掛かりを感じずにはいられない作品でした。


作中に存在する子供たちは、聞き分け良く、おとなしくて、人形みたいで、違和感を感じる。

空気を読み親に気を使いすぎた結果、作り物みたいな子どもに育っている。

それが可哀想でずっと引っかかっているのだが、当然のこととして取り立てて触れないことが、怖い。



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17:48 金原 ひとみ | コメント(2) | トラックバック(0)
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