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インビジブルレイン / 誉田哲也

2013/11/18
インビジブルレイン (光文社文庫)インビジブルレイン (光文社文庫)
(2012/07/12)
誉田哲也

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姫川班が捜査に加わったチンピラ惨殺事件。

暴力団同士の抗争も視野に入れて捜査が進む中、「犯人は柳井健斗」というタレ込みが入る。

ところが、上層部から奇妙な指示が下った。

捜査線上に柳井の名が浮かんでも、決して追及してはならない、というのだ。

隠蔽されようとする真実―。

警察組織の壁に玲子はどう立ち向かうのか?

シリーズ中もっとも切なく熱い結末。



どっちつかずな作品に変化した印象を受けました。

もともとはグロさのある事件を、美しく優秀な姫川が才覚を見せ解決。

姫川を取り巻く周辺では、ほのかな恋愛感情を漂わせつつの、少し軽めの警察ものだった。


今回は警察小説として力が入っていたと思う。

思うが、犯人や狙いはある程度想像がつく範囲。

複雑になりはしたが、面白くなったとは言い難い。


姫川が恋に落ちた相手は、なんともありそうな設定で見ていて辛い。

いやいや姫川はさておき、菊田が可哀想過ぎる。

今まで大事に温めてきた菊田を突然放置するなんて。

誉田さんのちょっとした意地悪なのかしら (゚ー゚*?)? 


上司が理解を示し、ひたすらにプッシュする展開。

どちらかというと妬みを一身に受けてきた姫川に、ここまで援護射撃があるなんて。

このシリーズ、若干ラインが変わってきたなという感じです。



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14:04 誉田 哲也 | コメント(0) | トラックバック(1)

感染遊戯 / 誉田哲也

2013/10/10
感染遊戯感染遊戯
(2011/03/19)
誉田哲也

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捜査一課殺人犯捜査係のガンテツこと勝俣健作が手がけた、製薬会社サラリーマンの殺人事件。

息子の起こした殺人事件によって刑事の職を追われる直前、倉田修二がかかわることになった、二人の男女を襲った路上殺傷事件。

姫川玲子班解体直前、殺人犯捜査第十係に所属していた葉山則之が担当した、世田谷の老人同士の小競り合い。

事件の規模も様相もさまざまだが、共通している点が、ひとつあった。

それは、被害者の個人情報を、犯人は何らかの手段で手に入れているらしきこと。

事件の背後には何があるのか!?―。



口もガラも悪い刑事、ガンテツのスピンオフ作品です。

そもそもガンテツに好感を持ったことはなかった。

姫川に対して、ニヤニヤしながらあの夏の話題をしてくる姿に嫌悪感を感じていたから。

だがこの作品に関しては、ガンテツの輪郭がはっきりしてきて、意外なほど気持ちよく楽しめました。


以前の作品「シンメトリー」は短編だったので、事件がさらりと簡単に流れてしまう印象を受けてしまった。

事件が山場を迎える前に、とんとんと解決してしまうから。

そもそも刑事ものを短編で満足させることは、とても難しいと思う。

テレビドラマ向けとしては面白くても、一冊まとめて読むと単調で物足りなく感じてしまいます。


嬉しいことにこの作品は連結短編なので、山場はしっかり残されている。

その上、以前はつまらなく感じた「シンメトリー」が、「感染遊戯」に絡んでくるなんて。

ばらついていた事件が一か所に集まり、理路整然としていないガンテツが、がさがさっと解決する。

楽しいなぁとワクワクしてしまった。


今までと雰囲気が違ってガサツさが前面に出ているので、姫川読みたさでは辛いかもしれません。

ガンテツと相性が良ければ、なかなか面白いです。


冒頭で、口も悪ければ仕事の仕方も汚いガンテツが、別れた妻にお金をせびられている。

どんなに下品で心無い態度を取っていようとも、別れた娘が可愛くてついお金を出してしまう普通の父親。

ガンテツの唯一の弱みと言える恥ずかしい姿をちらりと見せることで、苦手でも嫌いになりきれなくさせる。

姫川と対極に置くには、日下同様いい立ち位置です。



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16:11 誉田 哲也 | コメント(0) | トラックバック(0)

シンメトリー / 誉田 哲也

2013/06/07
シンメトリーシンメトリー
(2008/02/21)
誉田 哲也

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姫川玲子は、警視庁捜査一課殺人犯捜査係に所属する刑事だ。

主任として、「姫川班」を率い、殺人事件の捜査にあたっている。

なりたくてなった刑事、三度の飯より捜査活動が好き、できれば派手な事件に挑みたい。

そんな女だ。

しかし、事件の真相と司法の間には、割り切れぬ闇も確実に存在して……。 内容紹介



日常がドタバタしていても、お風呂に入るときは本が手放せない。

本をお供に長湯するのが一番のリラックス。

神経が立っているときには、軽い短編がテンポ良くて読みやすいです。


本気で警察小説を読もうと思ったのなら、随分物足りないように思う。

次から次へと事件は解決していくが、姫川の勘や閃きが大部分を占めているから。

また、その程度の閃きなら、他の刑事も気づくだろうとも思うレベル。

短編の分、手薄感は否めない。


それでも姫川キャラを楽しみたいなら、気持ち良く読める。

日下の方が好きな私としては、登場が少なくて残念。

鼻をへし折るような理詰めの男が対立して、姫川の良さも生きると思います。


殺人事件が好きだと言い切れる女性刑事、それも美人であることを認識しているのだから、鼻について当然。

鼻についた上で、天才的な閃きと地道な努力でのし上がっていくのなら、とても面白い設定だと思う。

だからこそ、閃きにもう一捻り、目を見張るようなものが欲しい。



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10:49 誉田 哲也 | コメント(0) | トラックバック(0)

ソウルケイジ / 誉田 哲也

2013/05/09
ソウルケイジソウルケイジ
(2007/03/20)
誉田 哲也

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まもってやれるだろうか。この俺に。

多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された!

姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。

しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって……。

進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸をうつ犯罪小説の白眉!



「ストロベリーナイト」に続く、姫川シリーズ2作目です。

前回鬱陶しくてたまらなかった井岡が、また登場するのが嫌だなぁ。

インチキ臭い関西弁は、大阪人は大嫌い。

読んでいると邪魔でイライラしてしまう。


物語としては、父親の愛情を軸とした複雑怪奇な保険金殺人事件。

だが、見せ方があまり上手ではないようで、凝っている割に流れが悪い。

材料が混在し過ぎて、消化しきれず、上手く吐き出せていない。

惹かれる部分はあっても、身を委ねるほどにはならないのが残念なところ。


被害者の心情に寄った描き方をしながら、自分の手柄にいつまでもこだわり続ける。

毎回似たいざこざがあり、姫川シリーズに肩入れしきれないのはその辺りか。

それでも十分楽しめました。

直感で捜査を推し進める姫川と、実証のみを積み重ねる日下。

この対比がメインであるなら、とても面白い。

ドラマチックな軽めのミステリを読みたい時には、丁度良いシリーズです。



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09:19 誉田 哲也 | コメント(2) | トラックバック(0)

ストロベリーナイト / 誉田 哲也

2013/04/24
ストロベリーナイト (光文社文庫)ストロベリーナイト (光文社文庫)
(2008/09/09)
誉田 哲也

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溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。

警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。

捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?

クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。

人気シリーズ、待望の文庫化始動。 内容(「BOOK」データベースより)



誉田哲也の人気シリーズ。

竹内結子でドラマや映画になっているようだが観たこともなく、今頃になって手に取ってみました。

うーーーん。

本筋がちゃちい割に、飾りが多い印象でしょうか。

グロいと評価されることが多いようですが、物語はグロくたって構わないと思う。

そこに意味なり、必然性があれば。


プロローグ、猟奇的な連続殺人、姫川の過去。

いくつもの流れがあるものの、すべて装飾の域を出ず、物語を軸の弱さがどうにもならない。

流れもオチも犯人も、だいたい見当がついてしまう。

少しは裏切ってくれ。


この作品はシリーズ化されているので、私が勝手にハードルを上げて読んでしまった。

「武士道シックスティーン」の人だと思って気楽に読めば、軽めの読みやすいミステリとしては面白いと思う。

ただ女性の性犯罪に関して書くのであれば、あのラストはない。

盛り上げるために弄ぶシーンを入れたように映るが、さらりと水に流せるほど女性は強くない。



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15:44 誉田 哲也 | コメント(4) | トラックバック(0)
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