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64 / 横山 秀夫

2013/07/11
64(ロクヨン)64(ロクヨン)
(2012/10/26)
横山 秀夫

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昭和64年に起きたD県警史上最悪の誘拐殺害事件を巡り、刑事部と警務部が全面戦争に突入。

一人ひとりが日々矜持をもって職務を果たさねば、こんなにも巨大な組織が回っていくはずがない。

広報・三上は己の真を問われる。

警察小説の真髄が、人生の本質が、ここにある。



病でお休みされていた横山秀夫氏の久々の作品は、今までと変わらず濃厚なものでした。

出だしからかなり手数を広げて含ませるので、集中して読まないと消化しきれない。

読み手にもそれなりの集中力が求められるようです。


警務部って何だーー?

この人誰だっけーー?


などと、自分の記憶力の悪さと格闘しながらの前半。

そこから後半一気に巻き返す速度はさすがです。


警察内部のドロドロさは良く描かれる事ではあるが、刑事部と警務部の対立は理解できないことも多い。

誘拐犯を取り逃がした警察の失態。

己の犯したミスに苦しみ続ける警官。

隠蔽することでしか生き残れない世界。


犯罪被害者に目が向けられることのない内部争いと、向き合い続ける現場の心と。

上手く対比させられ、一辺倒ではない楽しさがありました。

自問自答のくだりが重なり過ぎて重く感じられますが、その部分を差し引いてもとても面白い作品でした。



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18:34 横山 秀夫 | コメント(2) | トラックバック(0)
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