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カッコウの卵は誰のもの / 東野 圭吾

2014/02/10
カッコウの卵は誰のものカッコウの卵は誰のもの
(2010/01/20)
東野 圭吾

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スキーの元日本代表・緋田には、同じくスキーヤーの娘・風美がいる。

母親の智代は、風美が2歳になる前に自殺していた。

緋田は、智代の遺品から流産の事実を知る。

では、風美の出生は?

そんななか、緋田父子の遺伝子についてスポーツ医学的研究の要請が……。

さらに、風美の競技出場を妨害する脅迫状が届く。

複雑にもつれた殺意……。



絶対的な悪人はいないのに、誰かが死に、誰かが傷ついてしまう。

庇おうとすればするほど複雑に絡まる静かな殺人事件は、東野圭吾の得意とするところだなと思います。


妻の死後、初めて知った流産の事実。

我が子だと思っていた娘は、一体誰の子なのか。

新生児の誘拐事件を耳にしたことはあるが、まさか妻が…

一人悩み、娘の将来を思い、父は全ての罪を被ろうと決める。


出だしはワクワクするような面白さがあったのですが、肝心な謎解きで少し失速してしまったかな。

都合よく情報が流れ、東野さん特有のきちきちっと角を合わせるような収まりの良さがなかった。

動機も暴露も心理状態も、細かく突っ込みだしたらきりがない。

そういう意味では、しっかり読むには物足りない作品です。


雰囲気的に軽そうな本だったので、私は息抜き用に手に取りました。

気合を入れて読むにはお勧めしませんが、軽く読むにはテンポよく、とても楽しい作品です。



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17:00 東野 圭吾 | コメント(2) | トラックバック(0)

真夏の方程式 / 東野 圭吾

2013/05/15
真夏の方程式真夏の方程式
(2011/06/06)
東野 圭吾

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夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。

仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在することを決めた。

翌朝、もう一人の宿泊客が変死体で見つかった。

その男は定年退職した元警視庁の刑事だという。

彼はなぜ、この美しい海を誇る町にやって来たのか…。

これは事故か、殺人か。

湯川が気づいてしまった真相とは―。 内容(「BOOK」データベースより)



子供嫌いの湯川が、少年と心を通わせる日が来るなんて。

湯川先生も随分丸くなったものだなとつい笑ってしまった。


「容疑者Xの献身」と似たラインに乗った作品ですね。

罪を犯す理由、その後の苦しみ。

愛する誰かのためになら、つけない嘘はない。

しかし結果は、望まない方向へと進んでしまう。


輪郭がきっちりとしたキャラが少ないので、全体的に肩入れしにくく思いました。

罪を犯した理由も、そこまで腑に落ちるものではなく。

上手く殺せたらいいなと思う程度の殺人だなんて、関わった人が悲しすぎる。

言わんとすることは十分分かるけれど、被害者が存在することに変わりはないのだから。


明確な答えが出る世界と、出ない世界があって。

互いに歩み寄りながら答えに近づくしかない。

人を思う気持ちの複雑さが、湯川先生の苦悩を通して、上手く表現されているラスト。

だからこそ、納得しきれないモヤモヤさも残る作品でした。



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11:15 東野 圭吾 | コメント(2) | トラックバック(0)

マスカレード・ホテル / 東野 圭吾

2013/04/10
マスカレード・ホテルマスカレード・ホテル
(2011/09/09)
東野 圭吾

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待望の新ヒーロー誕生!

極上の長編ミステリ。

都内で起きた不可解な連続殺人事件。

次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい。

殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始し・・・。

1行たりとも読み飛ばせない、東野ミステリの最高峰。 内容紹介



連続殺人事件の次の犯行予告は超一流のホテル。

潜入捜査のため、ホテルマン教育を受け、似合わない髪型にされ、フロントに立つ羽目になった新田刑事。


本筋は、連続殺人事件のミステリ。

サブとして、ホテルマンとしての成長物語。

エッセンスとしての小さないざこざ。

ある程度細切れなので、忙しい合間にも読みやすいミステリです。


ホテルの世界って本当に独特ですよね。

以前放送されていた、ホテルを舞台にした高嶋政伸のドラマを、とても懐かしく思い出しました。

お客様がルールだなんて世界は恐ろしいですが、世の中ここまで我儘がまかり通るのかと、逆に興味深いです。

機転の利いた判断を身につけていく成長ぶりは、青春物語のような爽やかさ。


好みの問題ですが、緊張感を保ちながら後半一気に畳み掛けるミステリが王道だと思っています。

ですが今回のように、細かなトラブルと解決を繰り返しながら誘導するのも、飽きずに楽しい。

ラストだけ速度を上げるられる東野圭吾は、やはり器用な方ですね。


連続殺人事件のトリックはとても好きです。

人の恨みは恐ろしい。

難解ミステリとするには物足りないですが、東野圭吾の作品の中でも中高生にお勧めしやすい作品です。



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15:27 東野 圭吾 | コメント(0) | トラックバック(0)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 / 東野 圭吾

2012/12/06
4041101360ナミヤ雑貨店の奇蹟
東野 圭吾
角川書店(角川グループパブリッシング) 2012-03-28

by G-Tools

夢をとるか、愛をとるか。

現実をとるか、理想をとるか。

人情をとるか、道理をとるか。

家族をとるか、将来をとるか。

野望をとるか、幸せをとるか。

あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。

しかしその正体は…。

物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。 内容(「BOOK」データベースより)



ものすごくファンタジーですね。

読者の心に残るものが優しくあるように、そう意識して書かれたように思われる。


ナミヤ雑貨店に集まる悩み事。

始めはほんのお遊びだったのに。

次第にそれは誰かの心の支えとなり、見えない糸で児童養護施設へと繋がっていた。


いつもの東野圭吾とは違う。

説明がつかない不自然な偶然も、やたらと目に付く。

きちんと説明を付けようと思えば問題なくつけれる事を、あえてぼかして、靄の向こうの世界だと感じさせてくれる。

どこまでいってもファンタジー。


だけどなぁ、ぼかした分だけ、ズドンと胸に来てもらわないといけないのだが、残念ながら予想は上回ってこなかった。

振った割には、返りは想定内と感じる。

3人組のキャラが、上手く立っていないのも引っかかる。

彼らにもう少し厚みがでる描写があれば、全然印象は違っていたのに。


最後はやはり上手い。

ずっと気になっていた部分が上手くまとめられ、さすが気持ち良いです。



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16:10 東野 圭吾 | コメント(6) | トラックバック(1)

麒麟の翼 / 東野 圭吾

2012/10/10
4062168065麒麟の翼 (特別書き下ろし)
東野 圭吾
講談社 2011-03-03

by G-Tools

東野圭吾作家生活25周年特別刊行、第1弾

ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。

大切な人を守りたい、それだけだった。

誰も信じなくても、自分だけは信じよう――

寒い夜、日本橋の欄干にもたれかかる男に声をかけた巡査が見たのは、胸に刺さったナイフだった。

大都会の真ん中で発生した事件の真相に、加賀恭一郎が挑む。 内容(「BOOK」データベースより)



加賀恭一郎シリーズ最新作。

人形町に移動してから、さらにヒューマン色が強くなってきた加賀恭一郎。

今回も人情味あふれる仕上がりです。


警察の内部では本来様々な軋轢があるでしょうが、このシリーズにはその辺りは一切ない。

スタンドプレーをしても許される加賀が、思いつくままに足を使って捜査する。

夕方4時頃再放送されている刑事ドラマに似た雰囲気。

昔ながらのオーソドックスな刑事ドラマを、意識的に作っているかのようです。


もちろんミステリとして面白いので、一気に3時間ほどで読んでしまった。

一気読みにかかわらず、加賀恭一郎シリーズはやはりドキドキしない。

東野圭吾の緻密さが好きな私には物足りなく感じます。


根本的な問題として、ここまで息子を思う父親が、なぜ息子と一言も話し合わなかったのかな。

人物設定に関しては、腑に落ちない部分につい、目がいってしまいました。



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11:38 東野 圭吾 | コメント(6) | トラックバック(0)
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