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女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN  / 森博嗣

2010/09/08
4101394326女王の百年密室―GOD SAVE THE QUEEN (新潮文庫)
森 博嗣
新潮社 2004-01

by G-Tools

2113年の世界。

小型飛行機で見知らぬ土地に不時着したミチルと、同行していたロイディは、森の中で孤絶した城砦都市に辿り着く。

それは女王デボウ・スホに統治された、楽園のような小世界だった。

しかし、祝祭の夜に起きた殺人事件をきっかけに、完璧なはずの都市に隠された秘密とミチルの過去は呼応しあい、やがて―。

神の意志と人間の尊厳の相克を描く、森ミステリィの新境地。(「BOOK」データベースより)



表紙に惹かれて読み始めましたが、森博嗣の中でも入りやすく、奥が深い、お気に入りの作品となりました。

「100年経ったら、こんな風になるのかも…。」

ミチルとロイディと同じように、自分もキョロキョロしてしまいます。


人が進化を遂げると不満も恨みもない世界になり、殺人という概念をも無きものとしてしまう。

あまりにも突飛なのに、ファンタジーではなくSFの硬い骨組み。

相変わらずの静けさ に、引っ張り込まれました。


眠りながら生きるということは「生きる」なのか。

死について、前編通して語られます。

結局白黒付かない部分が多く、「ちょっと自分で考えてね」と突き放された感もあります。

もう一度読むと、見落とした何かを拾える気がしますが…

このストーリーも、その後の作品へ繋がっていく鍵を持っているので、深読みする楽しさありです。


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15:52 森 博嗣 | コメント(0) | トラックバック(0)

ηなのに夢のよう / 森 博嗣

2010/09/08
4061825143ηなのに夢のよう (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社 2007-01-12

by G-Tools

地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「ηなのに夢のよう」と書かれたメッセージ。

不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の原因を知らされる。

「φ」「θ」「τ」「ε」「λ」と続いてきた一連の事件と天才・真賀田四季との関連は証明されるのか?

Gシリーズの第6弾。



トータルで見て、もちろん森博嗣はミステリーだけど、分かりやすくミステリーではない。

相変わらずの静けさでした。


いつも読後に思うのは、森博嗣の本から発せられる音は、図書館内ほどの静けさ。

温度も低い。

登場人物に声のでかい、汗かきの巨漢とかあんまり見かけない(笑)


読み始めるとその世界にすっと入れる、しっかりとした形が素敵です。

まだまだ秋には程遠い暑さですが、秋の夜の読書にしっくりきます。

シリーズでは仕方がないのかもしれませんが、中ランクの登場人物が多すぎ、際立つ個性が不足気味に感じます。


今回の作品は、事件の解決うんぬんより、自殺、特に集団自殺について意見を交わすシーンが、メッセージ性が強く印象的です。

この長いシリーズは途中から入りにくく、いまさらと敬遠されがち。

私は不真面目なので、全然きっちり読んでなくて、適当に虫食いを作りながら、不足は想像に頼りつつ読んでいます。

きっと、すべてを読んでいる人にとっては、登場人物の人生が少しずつ形を変えていく楽しさも平行し、何倍も楽しいのでしょうね。

うらやましい。


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14:31 森 博嗣 | コメント(0) | トラックバック(0)
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