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ラジ&ピース / 絲山 秋子

2010/10/16
4062148803ラジ&ピース
絲山 秋子
講談社 2008-07-31

by G-Tools

彼女の心は、何も入っていない冷蔵庫のようにしんと冷えていた。

それでも電波は、必ずラジオを見つけて鳴らす。

女性DJの心を描く、絲山秋子の最新小説。(「BOOK」データベースより)



小学生の時にはすでに、ブスでグズだった。

声だけは美しいと言われた野枝の仕事は、群馬「JOSHU-FM」のDJ。

容姿のコンプレックスが強く、仕事以外での人付き合いも徹底的に避けて生きています。

心の中で呟く皮肉や、やっかみは冴えていて、「まったく可愛げのない…」と言いたくなるほど。

この偏屈で内にこもった語りが、何となく林真理子を思い出させます(笑)

人目ばっかり気にして生きてきた野枝。

前橋で暮らしていくうち、空っぽの自分に気付く。

社会に上手く適応できない空っぽの自分と、どう折り合いをつけていくか。


ラジオを支えるリスナー達、群馬県民にしか解らない「前橋VS高崎」。

脇を固める話一つ一つが可笑しく、全く無駄がありません。

削りに削って、「ほお、ここ残しますか!」と思わせるユーモアも、絲山秋子の魅力の一つです。


「うつくすま ふぐすま」

別れたばっかり、またはこれから予定?がある方にお勧め。

「なかなか別れられないのよね…」という状況に最適の、気分の良くなるお話です。


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15:00 絲山 秋子 | コメント(2) | トラックバック(0)
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