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なんくるない / よしもと ばなな

2011/08/03
4103834064なんくるない
よしもと ばなな
新潮社 2004-11-25

by G-Tools

心ここにあらずの母。

不慮の事故で逝った忘れ得ぬ人。

離婚の傷が癒えない私。

野生の少女に翻弄される僕。

四つの物語のなかを沖縄の光と風が通りすぎてゆく。

なんてことないよ。

どうにかなるさ。

人が、言葉が、光景が、声ならぬ声をかけてくる。

何かに感謝したくなる、滋味深い物語の贈り物。

生きることに少し疲れたあなたへ。



あらすじを読むと、ちょっとお疲れの方に贈る、癒し系ストーリーらしいが。

そんなにほのぼのばっかりしていなくって、やはりよしもとばななよしもとばなな

切り口は独特で、丸くまとまらない不可解さが魅力です。

なおかつこの本、私の印象ですが、ちょっと苦しそう。

少し退屈で甘く切なくとんちんかんで、永遠に続くかと思われた平和な家族の夢。

まだ子供の時だけ感じる独特の世界の味。

果実みたいにもいでももいでもなくならなかった、家庭の雰囲気。

飽きるほど泳ぎ回ってもまだ広かったあの家は、

たったふたりの不安定な男と女が作っていただけのものだったということを、

大人になって知りきっと誰もががく然とすることになる。


これは最初の方の一部ですが。

さらさらっと読めるんだけど、ちょっと引っかかるいぼいぼがある感じでしょうか。

私はこの本で元気になるというより、悲しい気持ちに心がひとっと寄り添う印象を受けました。

何度か引っかかりながら読み進め、また戻り。

行きつ戻りつの時間がせかせかしていなければ、身体に染み入る一冊に


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15:20 よしもと ばなな | コメント(2) | トラックバック(0)
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