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くちびるに歌を / 中田 永一

2012/01/30
4093863172くちびるに歌を
中田 永一
小学館 2011-11-24

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拝啓、十五年後の私へ。

中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。

読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。 内容(「BOOK」データベースより)



中学生の彼らが一生懸命練習するのは、アンジェラ・アキの『手紙 ~拝啓 十五の君へ~』

実際にNHK合唱コンクールの課題曲になったものです。

アンジェラ・アキの歌詞がストーリーに上手く絡められており、この取り入れ方は大好き。

読みながら一緒に歌詞を口ずさんでしまう、読後感の良い青春小説です


学園ものなので登場人物は多いのだが、下の名前が皆カタカナで表記されている。

人物の書き分けが明確ではない上に、名前がカタカナで個性がない分、最初はどうも読みにくい。

語りが男子生徒と女子生徒と交互になるのだが、女子の語り手である「ナズナ」はキーマンとしては弱い。

うーーん。

とても素敵な小説だけど、人物描写は物足りなくて残念。


これを「乙一」が書いていると思うから、ホラーと対極に感じる落差が私はとても楽しい。

では。

この作品が、乙一でなかったら…

「この小説は日本の宝になる!」の宣伝文句がちょっと重いぞ。


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14:32 中田 永一 | コメント(0) | トラックバック(0)

果断 隠蔽捜査2 / 今野 敏

2012/01/27
4103002522果断―隠蔽捜査〈2〉
今野 敏
新潮社 2007-04

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息子の不祥事で、警察庁から大森署署長に左遷されたキャリアの竜崎伸也。

大森署管内で拳銃を持った強盗犯の立て籠り事件が発生、竜崎は現場で指揮を執る。

人質に危機が迫る中、混乱する現場で対立する捜査一課特殊班とSAT。

事件は、SATによる犯人射殺で解決したが……。

吉川英治文学新人賞受賞作に続くシリーズ第二弾。内容紹介より



大体流れは分かったので、1作目だけでいいかなと思っていたんだけど…

第2弾を読んで大正解!

前作「隠蔽捜査」で描かれた人間関係が上手く絡み、人の繋がりに深みが増しました。

警察ものですから、事件捜査のドキドキ感はやはり必要。

今作は組織の対立だけでなく、事件の深部に迫る後半が、かなり楽しかったです。


お堅いだけの竜崎にも、息子の不祥事による降格人事で、心境に変化が表れる。

キャリアに傷が付いたことで、少し嫌味が取れ、変人ぶりが見事にハマってくる。

昭和の妻:冴子は、今回もいい味出しています。


そして。

理解できない今どきの息子が、「将来アニメの仕事に就きたい!」と言い出す設定。

今野敏の視点は、おっさんど真ん中で、ちょっと面白い。


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15:19 今野 敏 | コメント(2) | トラックバック(0)

お年寄りにも子どもにも お勧めの電動歯ブラシ 

2012/01/25
早くに亡くなっているので会ったことがないが、私の祖父は歯科医だった。

祖父は他の事では優しいけれど、「歯磨き」に関しては厳しかったらしい。

娘である母は、そのことが子ども心に不満だった。


うんざりした母はこう思った。

「私の子どもには、絶対こんな思いはさせない!!」

母は自分の思いを貫き、子ども達に口うるさいことは言わず、歯磨きも自由にさせた。

その結果、子である私の歯には、たくさんの虫歯が出来た。

当然の結果である。


虫歯に苦労した私はこう思った。

「私の子どもには、絶対こんな思いはさせない!!」

私は自分の思いを貫き、子ども達には歯石取りやフッ素を欠かさず、歯磨きに手をかけて育てた。

その結果、二人の息子には、未だに虫歯が一本もない。

これまた、当然の結果である。


親の勝手な思いは、目の前の子に集中して注がれる。

あぁぁぁ、ごめんよ。

息子たちが子育てをする時、きっと我が子には口うるさく言わないだろうな。

反面教師も2回繰り返すと元に戻る

つまりが、そういう事なのだ。 



おまけ

我が家の愛用している電動歯ブラシはブラウン オーラルB

この歯ブラシに変えてから、「歯石が溜まっていない」「歯茎が締まっている」と歯科で褒められるようになった。

力がなくても綺麗になるので、子どもでも使いやすいようです。

とにかく短時間で歯がつるっつるになるので、めちゃめちゃ気持ち良い。

替え歯ブラシが、ドラッグストア等で購入できるのが便利。

カラーリングが付いているので、家族で歯ブラシの色分けも出来ます



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16:41 父と母と… | コメント(2) | トラックバック(0)

バイバイ、ブラックバード / 伊坂 幸太郎

2012/01/24
4575236950バイバイ、ブラックバード
伊坂 幸太郎
双葉社 2010-06-30

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「理不尽なお別れはやり切れません。

でも、それでも無理やり笑って、バイバイと言うような、そういうお話を書いてみました」(伊坂幸太郎)。

太宰治の未完にして絶筆となった「グッド・バイ」から想像を膨らませて創った、まったく新しい物語! 内容紹介より



太宰治の「グッド・バイ」を読んでいなくても全然問題ないですが、また「グッド・バイ」を読みたくなります。

このお話はとても優しい。

今までの作品の中でもかなり胃に優しい、心に優しい作品


借金の形に、バスに乗りどこかへ連れて行かれることになった星野一彦。

身体も態度も肝も規格外に大きい女、繭美に監視されながら、付き合ってきた彼女達に別れ話をしに行く。


この繭美。

女だって分かっているんだけど、どうしてもマツコ・デラックスにしか見えない。

実写版があったとしたら、マツコを超える女優を見つけられるだろうか…。

と、余計な心配をしてしまう。


口も態度も悪くて、自分が面倒なことは全くしない。

言っていることは自分勝手なようで、あながち間違ってはいない。

そんな繭美と、飄々として憎めない星野一彦との会話が、リズミカルでお約束の流れが心地良い。


女優、有須睦子の章が一番伊坂幸太郎っぽくて、久々に懐かしいものを見た気がしました。

流れが決まっているので、若干退屈にも感じますが、伊坂らしい仕掛けと切なさも健在

頭を使いすぎずに、気軽に読書したい時にお勧めの、のんびり小説です。


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14:02 伊坂 幸太郎 | コメント(0) | トラックバック(0)

アントキノイノチ / さだまさし

2012/01/21
434401670Xアントキノイノチ
さだ まさし
幻冬舎 2009-05

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21歳の杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、二度その男を殺しかけ、高校を3年で中退して以来、うまく他人とかかわることができなくなっていた。

父親の口利きで、遺品整理業“CO‐OPERS”の見習い社員になった杏平の心は、亡くなった方とご遺族のため、汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつほぐれてゆく。

けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り…。

生きることの重さを知るほど、生命は大切で重くなる。

爽やかな涙が流れる、感動の書き下ろし長篇小説。 内容(「BOOK」データベースより)



映画の予告CM「元気ですかー?」を観ていると、つい読みたくなってしまった。

読みやすくって、癒し系の、心が温かくなる作品です。


同級生の悪意から心の病にかかってしまった杏平。

息子の心の回復を見守る父が、グリム童話になぞらえて語る言葉は、あまりにも優しくて。

一緒に働く上司や先輩の心は、どこまでも格好よく温かい。


読んでいてね。

善人と悪人の割合が合わないのです(笑)

悪人が一人に対して、良い人が、本当に本当に良い人が沢山いる。

THE:さだまさしの一冊。

美しい話、そのまんま素直に受け取りたい。


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15:58 さだまさし | コメント(10) | トラックバック(1)
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