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白いハイソックスに萌えますか?

2012/03/31
お義母さんは物をとても大切にする人。

押入れの中には、長年頂いてきた引き出物と香典返しが、山のようにある。

世代的には物で大変苦労されたはず。

大切にとっておきたい気持ちは当然で、そこに何を申すこともない。

ずっとそう思ってきたが…


先日お義母さんと話していた時。

「ごろさん、靴下要らない?」と聞いて下さった。

「どんな靴下ですか?」

「頂き物の白いハイソックスなのよ」

「白いハイソックスってことは、通学用ですか?」

「違うわよ。大人用よ、紳士用」

「あ、あぁ。そうなんですか…」


何やら嫌な予感がする。

中年男性の白いハイソックスは、厳しいものがあるよ。


「今の人はもう履かないのかしら。少し長いのよね」

「ううーん。白いハイソックスは会社には難しいですね…」

「普段に履けばいいのよ。ただ長いのよー」

「ハイソックスですもんね」

「そうそう、長いのよー」


ハイソックスが長いのは当然で、なぜそんなに「長いのよー」を繰り返されるのか、ちょっと気になってきた。

確認した方が良さそうだ。

「お義母さん、普通のハイソックスなんですよね。」

「そうよ、膝上まであるの」



「紳士用で膝上ですか??? ∑( ̄ロ ̄|||)」



「ごろさん知らない?昔流行ったのよ。半ズボンに膝上の白いハイソックス」



「知・り・ま・せ・ん!!」


それはいつの時代のことだろうか。

ここで、まさかのニーハイ。

物を大切にとっておくって、とても素晴らしいことだけど。

ごめんなさい。

お義母さん、あなたの息子のニーハイ姿、嫁は直視できません


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11:01 父と母と… | コメント(2) | トラックバック(0)

下町ロケット / 池井戸 潤

2012/03/29
4093862923下町ロケット
池井戸 潤
小学館 2010-11-24

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その特許がなければロケットは飛ばない――。

大田区の町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業vs大企業の熱い戦い!

かつて研究者としてロケット開発に携わっていた佃航平。

打ち上げ失敗の責任を取って研究者の道を辞し、今は親の跡を継いで佃製作所を経営していた。

日本を代表する大企業との特許技術(知財)を巡る駆け引きの中で、佃が見出したものは――?

夢と現実。

社員と家族。

かつてロケットエンジンに夢を馳せた佃の、そして男たちの意地とプライドを賭した戦いがここにある。

第145回(平成23年度上半期) 直木賞受賞 内容紹介より



面白かったですねーー。

「直木賞」にしては少々軽いですが、一気読みしてしまう楽しい作品。

私としては「本屋大賞」の方が似合う気がします。


大手企業に技術一本で立ち向かう!

腕にプライドを乗せたストーリーは、日本人が大好きな王道。

仕事が題材にされる小説であれば、やはりメーカーが面白い。


機械で生産できるのは当たり前。

機械で出来る仕事の、さらにその上を行く熟練工の神業

特許技術(知財)という形でプライドを守り戦うのも新しく、胸がワクワクします。

裁判あり、下請けイジメあり、内部亀裂あり。

一つ一つ乗り超えていくさまは痛快。


深読みタイプではない私でも、途中でラストシーンは頭に浮かんでしまう。

それもOK

予定調和の直球勝負に心を合わせ、読者はひたすら応援して読むだけ。

こんな時間がたまには必要なのだ。

池井戸潤がサラリーマンの癒し本になるのも頷ける。


さて、気になることが一つ。

状況もテンポ良く変化していくので、おのずと登場人物は多くなる。

しかし、特に必要ない部分まで人数を絞らない割に、名前に何ら特徴がないので若干読み辛い。

例えば前半部分の裁判の件ですが。


田村・大川法律事務所の中川弁護士と青山弁護士と、神谷・坂井法律事務所の神谷弁護士の対決!

って、どうよ(笑)

このような法律事務所名が多いのが事実だとしても、もうちっと選択肢はあっただろうに。


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17:44 池井戸 潤 | コメント(6) | トラックバック(0)

ジェントルマン / 山田 詠美

2012/03/27
4062173867ジェントルマン
山田 詠美
講談社 2011-11-26

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眉目秀麗、文武両道、才覚溢れるジェントルマン。

その正体―紛うことなき、犯罪者。

誰もが羨む美貌と優しさを兼ね備えた青年・漱太郎。

その姿をどこか冷ややかに見つめていた同級生の夢生だったが、ある嵐の日、漱太郎の美しくも残酷な本性を目撃してしまう。

それは、紳士の姿に隠された、恐ろしき犯罪者の貌だった―。

その背徳にすっかり魅せられた夢生は、漱太郎が犯す秘められた罪を知るただひとりの存在として、彼を愛し守り抜くと誓う…

比類なき愛と哀しみに彩られた、驚愕のピカレスク長篇小説。 内容(「BOOK」データベースより)



女性写真家アニー・リーボヴィッツによって撮られた雑誌のカヴァー。

素っ裸のジョン・レノンが、ヨーコ・オノに絡み付くようにして頬に口づけている。

この写真がストーリーに見事に融合する、強烈な印象を残す恋愛小説。


完璧な高校生、漱太郎。

誰にも優しく、親切で、スポーツ万能、もちろん格好良い。

女子に人気があるのは当然。

嫌味にならない程度に自分を落とす術を備え、男子にも人気がある。


ゲイである同級生の夢生は、漱太郎の犯罪を偶然目撃し、隠された残虐な表情に魅了されてしまう。

自分しか見ることの出来ないもう一つの顔。

秘密を共有する甘さの虜となり、喜びに打ちひしがれる。


容赦のない理不尽さで女性の体を傷つけ、罪悪感の欠片もない漱太郎。

著者の作品の中で初めて読んだのがこれだったら、出だしで挫けてしまったかもしれない。

嫌悪感を感じる人も多いと思う。


山田詠美の不思議なのは。

薄笑いを浮かべた悪意で始まったものが、結局はどの角度から見ても純愛物語に仕上がること。

矛盾から産み出された想いは、歪んで混ざってなお美しい

誰が誰を思う姿も、こんなに哀しいか。


言葉が豊かで無駄がなく、そぎ落とされた印象を受ける。

終わりまできっちり。

むせ返るような匂い、完璧な愛

とても読み応えのある作品です。


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21:23 山田 詠美 | コメント(8) | トラックバック(0)

学識というものは一朝一夕に身に付くものではない

2012/03/25
中一の息子がテスト勉強をしている。

ことわざの問いで「いっちょういっせき」を書く問題があった。

彼は特に悩むこともなく、自信ありげに書いた。

「一鳥一石」


あら素敵。

いい感じでずれてるね。

どういう意味のつもりで書いたの?

「一つの石で一つの鳥しか獲れない」


なるほどね。

自信満々じゃないか。

じゃあ、一石二鳥は?

「一つの石で二つの鳥を獲ることが出来る………んんん??」 

間違いに気づきましたか。

一朝一夕と一石二鳥は違います。


ちなみに一朝一夕の意味は分かってる?

「分かんないなぁ」

想像してみ。


「朝と夜に一回づつ」


………何錠飲みましょうか。

薬の服用に関するちょっとした諺なのかしら。



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11:20 息子 | コメント(4) | トラックバック(0)

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち / 三上 延

2012/03/23
4048704699ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
三上 延
アスキーメディアワークス 2011-03-25

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鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。

そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性。

残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知りで、接客業を営む者として心配になる。

だが、古書の知識は並大低ではない。

人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。

彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。

これは“古書と秘密”の物語。 内容(「BOOK」データベースより)



とっても人気があるから、「謎解きはディナーのあとで」や「神様のカルテ」みたいな感じだろうな。

と、冷めた目で見ているくせに、書店にこれでもかと並んでいると、つい読んでしまう私

表紙の栞子さん、美しいんだもの。


色白で、黒髪が長くて、目が大きい文学美人。

普段は人見知りで堅いのに、本の話の時だけ目を輝かせ、無防備な表情になる。

おまけにおっぱいが大きい。

……みんな大好きなはずだ。


謎解きの要素は普通に面白いが、人が死んで事件を解決するわけではないので、スリリングとはいかない。

ミステリとしてはある程度想像がつくので、そこを切り取られると弱いかな。


この本の面白さは、古書にまつわる知識の豊富さ

一度は読んだことがあるけど、すっかり忘れてしまった名作。

名前は聞いたことがあるけど…ぐらいしか知識のない作家。

そんな本も、栞子さんの口から語られれば、今すぐ読みたくなるほど興味をそそられる。


本が好きでも、古書好きとは限らない。

古書好きでも、本が好きとは限らない。

マニアとしての古書店通い。

せどりの為の古書店通い。

本を読まない付き合い方もあり、価値観は人それぞれ。

綺麗事だけではない実情の中、本をこよなく愛する人の毅然とした強さが美しい

思っていたよりずっと面白かった。

鎌倉の街並みと古書堂、それだけで十分心地良い。


一つ腑に落ちないのが。

短編が4つから成っているこの本では、各章の冒頭で軽いあらすじが入る。

どこかで連載されていた場合、このような説明部分が多く、私は日頃から邪魔に感じている。

全くもう…

と思って読んでいましたが、最後まで読んで驚いた。

おいおい、これは連載されていないじゃないか。

もしそうなら、短編の最初に入る説明部分は、何のためだーー?


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12:08 三上 延 | コメント(2) | トラックバック(0)
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