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寝る前の絵本の読み聞かせ 理想と現実

2013/03/31
私が子どもの頃好きだった絵本は、定番ですがこんな感じ。

思い出の絵本の表紙は、いつ見ても幸せな気持ちになります。

だるまちゃんとてんぐちゃん(こどものとも絵本)  どろんこハリー (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)  しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)


子ども達にも、心が豊かになるような素敵な絵本に出逢わせてあげたいな。

そんな気持ちがあって、下の息子が小学生になるまでずっと、絵本の読み聞かせをしてきた。

絵本の定期購読もしていたし、幼稚園で絵本貸し出しもあったので、読むものに困ることはなかった。

子ども達それぞれに、毎晩一冊づつ読み聞かせる穏やかな時間。

まぁ、なんて感じの良いお母さんでしょう。


そこだけを切り取れば。



実際はそんな美しいものではない。

読む本は、当然のことながら子ども達に選ばせていた。

親が決めつけるものではないし、自分で選ぶことに意味があると思うから。

しかし、そのチョイスがひどい。

寝る前にこんな本持ってくるんだもの。


ウォーリーをさがせ!きえた名画だいそうさく! (新ウォーリーのえほん)  チャレンジ ミッケ! 1 おもちゃばこ


寝る前に目を細めて小さなウォーリーを探せと言うのか。

こうなるとエンドレスで1時間では終わらない。

目がしょぼしょぼでキレ気味の私。


「明日からは字の書いてあるのにしなさい! いい??」




そして翌日、彼らは素直に言うことを聞いて、意気揚々と絵本を持ってくる。


トミカ大集合 2012年版  忍風戦隊ハリケンジャー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版―スーパー戦隊シリーズ)  はたらくじどう車図鑑 いろいろ501台 (チャイルドブックこども百科)


いいぃぃぃぃーー

だから男はあほあほだと言われるのだ。

日中ならいい、私も徹底的に付き合ってやろう。

しかし寝る前ぐらい、その場にふさわしい何とかがあるだろう。

イライラしながら、ハリケンジャーの必殺技秘密兵器を読む私。


「明日こそはお話が書いてあるのよ! いい??」




そして翌日、恐る恐る彼らが持ってきたのは、


がんばれ機関車トーマス (ミニ新装版 汽車のえほん)  ボブとはたらくブーブーズ (1) (小学館のテレビえほん)  でんしゃでいこうでんしゃでかえろう


まあ…まあ… 

言いたいことは山ほどあるが、いちようストーリーがあるので、この辺りが妥協点か。

親が読んで欲しいと思うものを、子どもが喜ぶわけではないと、素直に認めなければ。



そんな息子たちでも大好きになった絵本がこちら。(3歳から6歳ぐらいまでの読み聞かせにお勧めです)

何度見ても飽きない絵、細かなところまで気配りがなされているのが、共通点かと思います。

三びきのこぶた―イギリス昔話(こどものとも絵本)(山田三郎さんの細やかな絵が素晴らしい!今では珍しくオオカミがぐつぐつ煮えます)
image03_convert_20120808134913.gif  946-1_convert_20120808134703.jpg 


こぶたほいくえん (幼児絵本シリーズ) バムとケロのそらのたび パパ、お月さまとって! とうさんまいご (五味太郎・しかけ絵本 (2))



読み聞かせをしてきて、効果的な情操教育ができたかどうか、正直私は分からない。

しかし私の知識は確実に、幼稚園児の少年と同レベルに変貌を遂げた。


今でも新幹線に乗ると、「ドクターイエロー」とすれ違うかもと期待してしまうし、

世界最大の掘削機は「バケットホイールエクスカベーター」だと即答できる。

泣いている塩谷駿はよく分からないが、ハリケンレッドは良い人だと自信を持って言える。


「新幹線のひみつ」と「はたらく乗り物大全集」と「ハリケンジャー」から得た溢れんばかりの知識。

私の脳にこれらの大量の知識が入ったことで、押し出された大切な記憶がきっとあったはずだ。

読み聞かせで、子どもはきっと成長する。



そして大人もまた、望んでいない形に成長するのだ。




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00:38 本が好きな子を育てる | コメント(8) | トラックバック(0)

ドラママチ / 角田 光代

2013/03/29
ドラママチドラママチ
(2006/06)
角田 光代

商品詳細を見る

女が求めているのはドラマなのだ!

妊娠、恋愛、プロポーズ…。

女はいつも何かを待っている。

中央線沿線の「マチ」を舞台に、小さな変化を「待つ」ヒロインたちの8つの物語。 内容(「MARC」データベースより)



共通項は中央線沿線と喫茶店。

名の通った住宅地には程遠いが、そこそこ便利な東京の片隅。

仕事も男も結婚も家も…

今の私は、思い描いていた姿に少しずつ及ばない。

及ばないと及ばないが合わさった自分は、こんなはずではなかった自分。


心の置き所に昔からある喫茶店が素敵なアクセントになっている。

子どもの頃の喫茶店は、メロンソーダーを飲むことが出来る、ちょっと緊張する場所だったのに。

客がまばらな喫茶店が、心地良くフィットする年になったのか。


自分が今手にしているものは、かつて自分がほしくて手に入れてきたもので、なくならないように注意して抱えてきたもののはずなのに、風呂場で真っ裸になっててのひらを広げてみると、こんなにつまらないものばかりなぜ必死に集めてきたのかと、そう思ってしまうのはなんでだろう。



そうなんだよなぁ。

自分が一つ一つ選択してきて、今の自分があるはずなのに。

ふと気が付くと、何にも持っていなくて愕然としてしまう時がある。


孤独を感じない女性なんていないと思う。

男性が読むと共感しにくいかも知れませんが、女性には何かしら引っかかるものがあると思います。

ドラマチックな華々しさはないが、ハッとさせられる瞬間が幾度もあった。



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14:57 角田 光代 | コメント(2) | トラックバック(0)

夏を拾いに / 森 浩美

2013/03/27
夏を拾いに夏を拾いに
(2009/07/01)
森 浩美

商品詳細を見る

誰だって、拾いに行ける夏がある。

胸を熱くするひと夏の決意。

ベストセラー『家族の言い訳』の著者が贈る、思い出の時。

2010年、全国の有名私立中学・高校入試問題で多数採用された青春小説の傑作。内容紹介



あとがきに、『いつか僕なりの「スタンド・バイ・ミー」を書いてみたいと思っていた。』とある。

著者自身が言うように手垢の付いたテーマではあるが、小5の夏休みはやはり眩しく力強い。

変にこねくり回すことなく、真っ直ぐ勝負した作品なので、清々しく気持ちが良い物語です。


中学受験に向け、勉強で疲弊した息子。

仕事で、家庭で、疲れ果てた中年の私。

すれ違う親子を、父親の思い出話が一晩だけ繋ぎとめる。


小学5年生の夏。

カッコ悪くて、バカバカしくて、喧嘩しては、笑ったあの日。

自由研究と称して不発弾探しに夢中になった僕たちは、とても不器用で失敗ばかり。

そんな無謀としか言いようがない僕らを、必死で愛してくれる汗臭い大人たちがいた。


町はどんどん開発されていく中、取り残される最下層の人々。

高度成長を遂げる時代ならではの大人の困惑も、子どもへの期待も、会話から上手く滲み出ている。

子供向けの作品ではあるが、大人のもがく姿もまた切なく描かれているので、読み手を選びません。


今からでも、思い出があればきっと拾いに行ける。

そう思わせてくれる、キラキラした夏の思い出。

堅苦しくないので、受験向けとしてではなく、普通に子どもが読んで楽しめると思います。

少しノスタルジックですが、夏休みの読書感想文としても書きやすい作品。




ちなみに森浩美は、人気の男性作詞家。

SMAPの曲なら、「$10」「青いイナズマ」「SHAKE」「ダイナマイト」など多数。

田原俊彦の「抱きしめてTONIGHT」他、アイドル以外にも幅広く手掛けておられます。

そうそう、長与千種の「イッキにRock'n Roll」など変わり種もありです。

以前番組で森浩美が男性だと知り、SMAPメンバー皆が驚いていたことがありました。

多くの代表曲をもらっていて、一度も顔を合わせたことがなかったそう。

そのことに驚きです。



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16:00 森 浩美 | コメント(2) | トラックバック(0)

目黒雅叙園 いけばな×百段階段とおほほな奥様

2013/03/25
「はい、ごろちゃんの好きそうなのあったよ」

夫が渡してくれたのは、華やかなパンフレット。

「目黒雅叙園」の百段階段で、私の大好きな草月流の華展が行われるらしい。

以前假屋崎省吾さんの時に行くことが出来ず残念がっていたのを、ちゃんと覚えてくれていたんだ。

その気持ちがとても嬉しい。


main_convert_20130322162431.jpg

「百段階段」とは通称で、かつての目黒雅叙園3号館にあたり、昭和10(1935)年に建てられた当園で現存する唯一の木造建築です。 食事を楽しみ、晴れやかな宴が行われた7部屋を、99段の長い階段廊下が繋いでいます。 階段は厚さ約5cmのケヤキ板を使用。 階段で結ばれた各部屋はそれぞれ趣向が異なり、各部屋の天井や欄間には、当時屈指の著名な画家達が創り上げた美の世界が描かれています。平成21(2009)年3月、東京都の有形文化財に指定。



百年階段は、映画「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったことでも有名。

ここで草月流が見れるだけでも嬉しいのに、正面玄関は家元:勅使河原茜さんが手がけられるそう。(2013/3/19~24)

嬉しいな。

あいにく夫と予定が合わず、平日に私が一人で行かせてもらうことにした。


130319_1614+01_convert_20130322165309.jpg 勅使河原茜 作

これぞ草月。

開放的な場所で、竹のラインは力強く映えます。

携帯で撮影した割には、なかなか綺麗に撮れました。



いざ百段階段へ。

エレベーターから既に豪華な世界。

画家が各々競い合って作り上げた部屋は、統一感がありながら個性が強く、いつまで見ていても飽きない。

季節ものなので華材がかぶって当然の生け花も、それぞれ全く違う表情を見せて素敵。

部屋により趣が異なるので、階段を行ったり来たり繰り返し見るのが楽しい。

すべて撮影不可だったのだけが、とても残念で心残りでした。


平日の為比較的空いていたので、周りを気にせずゆっくり見ることが出来ました。

一人静かに見ていると、定期的に上品な奥様集団がやってくる。


「まぁ、素晴らしい」

「先生、これは○○ですねぇ」

「そうですね、あまり見ることが出来ない面白い趣向ですね」

「はい、勉強になります」

「もう上階の○○はご覧になって?」

「はい、とても素晴らしい作品ばかりで、とても勉強になりました」

「まぁ、それはそれは」

「はい、おほほおほほ…」


おほほな会話があちらこちらでなされている。

何だか久しぶりに聞いたわ。

草月は古臭い流派ではないが、それでもこういう空気を放ってしまうものなんだなと思う。

最近ご無沙汰だった独特の香り。

雅叙園によく似合っていて、これも新鮮で楽しかった。



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13:31 お出かけ | コメント(2) | トラックバック(0)

佐野洋子対談集 人生のきほん / 佐野洋子 西原理恵子 リリー・フランキー

2013/03/22
佐野洋子対談集 人生のきほん佐野洋子対談集 人生のきほん
(2011/02/04)
佐野 洋子、西原 理恵子 他

商品詳細を見る

「生きることは、死ぬまでの暇つぶし」

「100万回生きたねこ」を通してめぐりあった佐野洋子V.S.サイバラ&リリー。

抱腹絶倒トークの向こうに、「生」への真摯な思いが炸裂!

生前最後の肉声。 内容説明



大好きな佐野洋子と西原理恵子が対談している!

図書館で見つけたときは、嬉しくて声を上げそうになった。

お二人の雰囲気には共通するものがあるので、容赦ない会話が聞けそうでとても楽しみだった。

リリー・フランキーは「東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ 」を読んだだけで、そもそも本業が何かも知らない。

知らないが、個性の強いお二人に、リリーさんの色素の薄さはとても相性が良さそうに感じる。

3人の共通点は武蔵野美術大学を卒業しているところだそう。


西原理恵子のあんなこんなを、佐野洋子がタバコ片手に寝そべりながら聞いている。

その姿がやたらカッコイイ。

あまりにも壮絶な話を聞く度、「負けたわー、かなわないわー」と嬉しそうに連発する佐野さん。

かなり年下の彼女を、心から尊敬しているのが伝わる。


対談を読んでいると、生きているって、ただ「生きている」ことなんだと、当たり前のことに行き着く。

人生を特別なものと捉えている節は、これっぽっちもない。

自分も他人も、一個の命。

始まって、終わって、それが当たり前。

身近に死を見続けてきた二人だから、この会話は成立するのだと思う。


一度生まれたからには、何か大きなことを成し遂げないといけない気がするし。

その命には、立派な志で向き合っていかなければいけない気がするけれど。

お二人の会話を聞いていると、もっと動物的な感覚を教えられる気がする。


綺麗ごとの欠片もない。

ぐるりと何周も悩んで迷って、行き着いたであろう今の形に見惚れてしまいます。

佐野さんの対談は病状が進みストップ。

リリーさんとの話にはまだまだ続きがあったと思う。

とても残念でならないが、最後の最後まで佐野さんはかっこ良かった。



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16:05 佐野 洋子 | コメント(2) | トラックバック(0)
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