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世界から猫が消えたなら / 川村 元気

2014/04/30
世界から猫が消えたなら世界から猫が消えたなら
(2012/10/25)
川村 元気

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僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。

かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。

そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。

僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。内容(「BOOK」データベースより)



久々に、「失敗したな…」と後悔しました。

タイトル、宣伝文句、装丁、全体的にいい雰囲気を醸し出してはいるが、内容はびっくりするぐらい薄い。

著名人からの賞賛コメントが並んでいるのが不思議でなりません。


読み始めてすぐに、なんとなくダメな感じが漂っていたのだけれど。

本屋大賞にノミネートされているのだから、たとえ直球ど真ん中であろうとも、ラストは泣けてしまうような気がしていた。

だが、あまりにも内容が想定内過ぎて、そうもならない。

自分が小説を書けるわけでもないのに言うのは申し訳ないが、最初から最後まで残念な作品です。


死を宣告に来た悪魔は、「夢を叶えるゾウ」のガネーシャと雰囲気が似ているし、

悪魔が引き起こす不思議な状況も、物語の都合がいい部分だけが描かれているので、真実味が全然ない。

もう少し奥行きが感じられると違ってきたのかな。

余命について問うには物足りないですが、本に苦手意識のある子が読むには、入りやすい作品かもしれません。



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09:26 か行 その他の作家 | コメント(8) | トラックバック(1)

念願のポピーです

2014/04/26
この春に備えて、昨年の秋に大量の花の種を蒔いておいた。

苗から買ってきてもいいのだけれど、種から蒔いた方が愛着がわく。

種からの方が珍しい品種にたくさん手を付けられるし、余ったら分は冷蔵庫で保管しておくと、翌年もたいてい発芽してくれる。

欲しい分だけ、とても安く、種類豊富に手に入るのだから、種まきの方が断然楽しい。

小さな芽がすくすく育つ姿にとても癒されます。

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ただ、私は雑な性格なので、毎年発芽した頃には、何が何の芽だか分からなくなる。

最初は丁寧に細かく蒔き、名前を書いておこうと思って、ラベルとマジック片手に一生懸命頑張るのだが、

細かい種を蒔いた瞬間突風が吹いたり、途中で電話が鳴って中座したり、いつの間にかぐちゃぐちゃに。

結局トレイの中で様々な種が発芽し、それがなんなのかが分からないので、花図鑑で調べることになる。

2013100804_convert_20140418155237.jpg


だいたいこの偏り方で分かるように、細やかに蒔こうという気が感じられない。

最初だけ丁寧で、途中から集中力を失くすのは、何年やっても変わりません。

最近は諦めて種まきトレイにざざっと蒔いて、発芽した子から順にポリポットに移植することに。

その後は、ある程度成長して、花の名前が判明した段階で定植しています。

2013100806_convert_20140418155320.jpg



今年一番気合を入れたのがポピー。

ある程度まとまって植えないと、この花の良さは出ない気がするので、いつか地植えしたいと思ってた。

殻から出てくるしわしわの花びらが、光を浴びてのびていく姿がとても可愛いです。

2014041716_convert_20140425230023.jpg


花色mixのものを蒔くと、やはり原種であろう黄色が中心になってしまうようで、淡いピンクやアプリコットが少なくなりました。

この2色はとても美しく貴重なので、来年用に種を取っておく予定です。

こうしてお気に入りの色をちまちま増やしています。

201404177_convert_20140418155817.jpg



花好きは花好きを呼ぶ。

嬉しいことに、ご近所のお花を上手に育てておられるお婆ちゃんが、いつも声をかけて下さる。

「あら、ごろさん、綺麗ねー。ケシの花植えたの?」


ケシの花って…ヾ( ̄o ̄;)

確か昔はそう呼んでいた気がするけど、ポピーもケシの花と呼ばれると、なんだか怪しげな雰囲気。



先日は、「ごろさん、テッセン要る?」と声をかけられた。

テッセンって…、テッセンってなんだっけ?

と思って振り返ると、見事に美しく咲いたクレマチスを下さった。

なんて懐かしい呼び方!

お婆ちゃんに声をかけられると、いつも名前の変換に時間がかかり、返事がワンテンポ遅れてしまう私。

呼び方によって、印象があまりにも違うから、つい笑ってしまいます。


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00:19 庭の話、花の話 | コメント(10) | トラックバック(0)

ようこそ、わが家へ / 池井戸 潤

2014/04/22
ようこそ、わが家へ (小学館文庫)ようこそ、わが家へ (小学館文庫)
(2013/07/05)
池井戸 潤

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恐怖のゲームがはじまった

真面目なだけが取り柄の会社員・倉田太一は、ある夏の日、駅のホームで割り込み男を注意した。

すると、その日から倉田家に対する嫌がらせが相次ぐようになる。

花壇は踏み荒らされ、郵便ポストには瀕死のネコが投げ込まれた。

さらに車は傷つけられ、部屋からは盗聴器まで見つかった。

執拗に続く攻撃から穏やかな日常を取り戻すべく、一家はストーカーとの対決を決意する。

直木賞作家が“身近に潜む恐怖"を描く文庫オリジナル長編。 内容紹介



「半沢直樹」のヒットで大注目になった池井戸さんですが、私としては「オレたち花のバブル組」の半沢直樹はあまり好きではなかった。

ストーリーは面白くても、いかんせん半沢直樹の性格がきつ過ぎる。

ドラマでは堺さんの人柄からか、ずいぶん優しい印象に映り、原作より受け入れやすい作品になって見えました。


さて、「ようこそ、わが家へ」の主人公:倉田は、かなり気が弱い。

重松清作品に出てきそうなお父さん像。

ごくごく平凡で家族に愛されているが、尊敬されているとは言い難い。

出世街道からは逸れつつも、仕事はコツコツきちんとこなしてきた。

そんな父が正義感から勇気を振り絞って取った行動が、思いもよらぬ反感を買い、嫌がらせのターゲットにされてしまう。


並行して銀行から出向中の職場で不正を発見。

池井戸さんお得意の不正暴きは、何度読んでも面白いなぁと思う。

父としての奮闘と、職場での奮闘と。

二つのストーリーが並行しているので、それほど複雑な内容ではないが、手ごろに楽しめるサイズとも言えると思います。


実際、満員電車で隣り合う人は、皆名前も知らない人で。

もしそんな「名無しさん」から恨みを買ってしまったら…

匿名の強みを武器に、人を陥れることに喜びを感じるゲーム。

輪郭のない不安定さと隣り合わせにいる社会の怖さが表されている。

社会問題に触れつつ、後味の良さもあり、比較的軽めの楽しい作品です。



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21:50 池井戸 潤 | コメント(4) | トラックバック(0)

アニバーサリー / 窪 美澄

2014/04/17
アニバーサリーアニバーサリー
(2013/03/22)
窪 美澄

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子どもは育つ。

こんな、終わりかけた世界でも。

七十代にして現役、マタニティスイミング教師の晶子。

家族愛から遠ざかって育ち、望まぬ子を宿したカメラマンの真菜。

全く違う人生が震災の夜に交差したなら、それは二人の記念日になる。

食べる、働く、育てる、生きぬく――

戦前から現代まで、女性たちの生きかたを丹念に追うことで、大切なものを教えてくれる感動長編。 内容紹介



戦時中、学童疎開で経験した耐え難いひもじさ。

戦後豊かになったはずの日本では、社会進出する母の陰で、子どもが一人冷めた食事をとる。

そして、3.11の震災。

連日の原発の報道に、若き母親たちは子どもを育てていくことに不安を感じ孤立してしまう。


うーーーん。

時代によって変化する(せざるを得ない)女性の生き方が、食を通して描かれた素敵な作品ですが、なかなか感想が難しいです。


震災を絡めて描かれる作品を読むには、まだ私には日が浅いようで。

目に見えない放射能に怯え、窓に目張りして、赤ん坊を抱きしめる母親たちが辛くてならなかった。

私はあの時まだ大阪に居て、息子は赤ん坊ではなく、小中学生。

そんな私でも、報道を見ているだけで苦しくてたまらない気持がした。

首都圏にいた初産の母親たちは、どんな思いで水を選び、空気を選ぼうとしたのだろうか。


あらすじの最初にあるように、窪美澄は若き母親たちにエールを送りたかったのだと思う。

どうぞあなたの側にも存在するであろうお節介な爺、婆たちに相談してね。

赤の他人でもいいじゃないか。

抱え込まないで、頼りなさい。

決してあなたたちは孤独ではないよ。と。


裕福な家庭の御嬢さんだった晶子が、戦時中には疎開先で、ビタミン剤や炒り大豆を分け合って食べた。

家族を亡くし、家をなくし、友と離れ、そんな中必死で生きてきて。

どんな時代であっても、それでも子どもは育ってきた。

だから、きっときっと。

著者の願いが伝わる物語でした。

明るさを、希望を感じさせてくれる装丁が素敵です。



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11:47 窪 美澄 | コメント(0) | トラックバック(0)

50のモチーフと22の作品集  ―アンティーククロッシェより― / 福岡美津子

2014/04/14
50のモチーフと22の作品集  ―アンティーククロッシェより―50のモチーフと22の作品集  ―アンティーククロッシェより―
(2011/02/25)
文化出版局編

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フランスのノルマンディー地方で収集した数百点のアンティークレースの中から50点を厳選し、実物大の写真と現代の人にも編みやすい記号図で紹介します。

糸を替えて編んだポーチ、ラリエット、ストールなど応用作品は22点。

福岡美津子
フランスの北西部、ノルマンディー地方の海辺に15年間暮らし、2005年、東京都内にフランス雑貨と西洋アンティークの店をオープン。

以来、フランスと日本を行き来しながら、古いものを暮らしに生かすハンドメイドやライフスタイルの提案を続けている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)



ある程度レース編みの腕が上がったら挑戦したい作品集。

フランス北西部ノルマンディー地方に暮らしながら、20年以上アンティークレースを収集された著者。

当時の珍しい作品を現代の編み方図に置き換えられているので安心です。


全てが難しいわけではないですが、一般的な編み物本と比べると難易度は高いです。

特に、是非作ってみたいと思うような美しいデザインは、編み方図を見ているだけで気持ち悪くなりそうだ。

その上繊細さを出そうと思ったら、細い糸、細いかぎ針が必要。

時間も相当かかるかな。

9784579113392.jpg


一つ一つは本当に美しい。

しかし、あまり懲り過ぎたものって、作品そのものから気合が溢れてしまいそうで怖い。

ごく小さなモチーフを綺麗に作って、ワンポイントで効かせた方がいいように思う。

結局貴婦人要素が欠如した私には、使う場所がないし、飾って似合う部屋もないってことだ。

モチーフの美しさは本当に気に入っているので、パーツを自分らしく使いこなせる腕がついてから挑戦したいと思います。



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10:02 手芸の本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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