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ガソリン生活 / 伊坂 幸太郎

2014/07/14
ガソリン生活ガソリン生活
(2013/03/07)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る

実のところ、日々、車同士は排出ガスの届く距離で会話している。

本作語り手デミオの持ち主・望月家は、母兄姉弟の四人家族(ただし一番大人なのは弟)。

兄・良夫がある女性を愛車デミオに乗せた日から物語は始まる。

強面の芸能記者、不倫の噂、脅迫と、いじめの影―?

大小の謎に、仲良し望月ファミリーは巻き込まれて、さあ大変。

凸凹コンビの望月兄弟が巻き込まれたのは元女優とパパラッチの追走事故。

謎がひしめく会心の長編ミステリーにして幸福感の結晶たる、チャーミングな家族小説。「BOOK」データベースより



自動車がしゃべっている…

物にもみんな心があって、自動車同士が話していたら楽しいな。

空想の世界を上手く膨らまし、ミステリタッチのほのぼの家族物語に仕上げてしまうのは、伊坂さんならではです。

車にそれほど詳しくないので、登場する車の中には、姿形を想像できないものもあった。

車種が性格に反映している設定なので、イメージがわかない車は読みにくくもありましたが、全体的には軽くほっこりした物語です。


語り手である愛車デミオには、人と同じように心がある。

クルマ同士で会話を楽しみ、電車にあこがれを抱き、持ち主である自分の家族を愛している。

車内の会話は聞けても、家の中のでどんな話をしているのかは聞くことが出来ない。

聞こえてくる会話から家族たちの悩みを心配し、助けたいと思い、ハラハラドキドキ見守る日々。

心配ばっかりしているデミオは、なんとも愛おしいものがありました。


以前の作品の家族がひょっこりと顔を出したり、あちらこちらに細々とした遊びがちりばめられています。

ふんわりとした物語のせいか、謎解きでは安易に感じてしまう部分は気になりました。

きちきちとはしていませんが、空想の世界で遊べる、愛車が愛おしくなる作品です。



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13:28 伊坂 幸太郎 | コメント(6) | トラックバック(1)
コメント
No title
上のあらすじ紹介と、下のごろちゃんさんの感想を読んだ印象がとっても違うのが面白かったです。
上のあらすじだったら、ちょっと手が伸びないんですが、物語の雰囲気と世界観の伝わるごろちゃんさんの感想では、読んでみたいなという気持ちにさせます。
きっと伊坂さんが楽しんでほしいのはミステリー展開よりも、このユニークで独特の世界観なんでしょうね。
私はあらすじを見て本を買うので、ここ、すごく重要ポイントだと思うのに・・・。
そんなことを、ふっとおもってしまいました^^
limeさまへ
コメントありがとうございます!

あらすじを改めて読んでみると、確かに私の書いていることは、本筋と雰囲気が違いましたね^^
内容はまさにあらすじ通りなのですが、後に心に残るのは、ほのぼのとしたたっぷりの愛情でした。

「カーズ」は観たことがないのですが、「トイストーリー」などに似た印象を受けます。
自分は人間相手に手出しも口出しも出来ないけれど、持ち主の家族たちを心配して、おろおろしたり、こっそり聞き耳を立てたり。
車にも命が宿っていると、つい信じたくなります。

伊坂さんは残虐な小説も書かれますが、こういう作品なら、繊細な伊坂さんもストレスなく楽しく書けたりするのかなぁと思って読んでいました^^
No title
ごろちゃんへ。
私、意外に車が好きなので、デミオがどのような形の車かわかるので、気持ちが入ってしまいました。
私の車もスーパーの駐車場で隣の車と話をしているかも?とおもったら嬉しくて。
かわいい車の横に停めてあげよう。と思ってしまいます。

車もいいけど、ラストの亨がかっこ良すぎるとおもいませんでしたかー?
ちえぞうさまへ
こんにちは。
車に詳しいと、この物語の楽しさは倍増しますよね。
それは羨ましいなぁ^^

駐車場で可愛い車の隣に停めてあげたくなるのなら、ちえぞう家の車は男の子なのですね。
買い物中に盛り上がっていたらと想像するだけで楽しくなりそうです。

そうなの!
ラストはもう嬉しかったですねぇ。
伊坂さんの作品を読むときは、先を想像することをやめて、(先を想像しても当らないので^^)どっぷり伊坂ワールドに浸っているのですが、思いの外温かい展開にほっこりさせてもらいました。
No title
読んでいて期待以上に面白かったです。
伏線がキレイに回収されて輪が閉じる感じで、軽快に楽しめました。
エピローグには驚いて、ほんと心が温まりました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
藍色さまへ
お返事が遅くなってすみませんでした。
素敵なお話でしたね。
こちらからもTBさせていただきます。
よろしくお願いします。

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大学生の望月良夫は愛車のデミオ運転中に、 偶然会った女優の翠を目的地へ送り届けることに。 だが翌日、翠は事故死する。 本当に事故だったのか? 良夫とその弟で大人びた小学5年生の亨は、 翠を追いかけ回していた芸能記者・玉田と知り合い、事件に首を突っ込み始める。 姉、母まで望月一家が巻き込まれて、謎は広がるばかり――。 朝日新聞夕刊の人気連載が待望の単行本化。 物語の語り手はな...

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