10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:-- スポンサー広告

阿修羅のごとく / 向田 邦子

2015/01/17
阿修羅のごとく (文春文庫)阿修羅のごとく (文春文庫)
(1999/01)
向田 邦子

商品詳細を見る

年老いた父に愛人がいた!

四人の娘は対策に大わらわ。

だが、彼女たちもそれぞれ問題を抱えていた。

未亡人の長女は不倫中、次女は夫の浮気を疑い、三女は独身の寂しさに心がすさみ、四女はボクサーの卵と同棲、そして母は…

肉親の愛憎を描き、家族のあり方を追求してきた著者の到達点ともいうべき力作。 内容(「BOOK」データベースより)



70を過ぎて不倫をしている父。

何も知らない母。

心配して何かと集まる姉妹。

あらすじだけでは「渡る世間は鬼ばかり」を思い起こしますが、向田さんの作品はさらりと美しい。


家族でありながら心の中を見通せるわけではない。

見通せないなりに側にいて、見えてしまったことを見えたと言わない。

相手の心を知り、言葉を飲んで、後姿を見守るだけ。

どれだけドロドロした血縁関係であっても、俯瞰で描写されているので、すとんと内容が入ってきます。


自分が三姉妹なので、とても伝わるものがありました。

女同士って厳しいんだよねぇ。

永遠にライバルなのかしら。

日頃は一番手厳しい間柄なのに、ピンチとなると絶対的な味方に変身。

根底での愛情の深さが温かかった。


姉妹のかぶり気味のテンポの良い会話が面白い。

彼女の夫たちが、圧倒された面持ちで後ろから眺めているのが、なお面白いです。



押していただけたら、とても幸せです。
宜しければ、応援ポチどうぞよろしくお願いします。
    にほんブログ村 その他日記ブログ のほほんへ
関連記事
14:32 向田 邦子 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
No title
懐かしい!
NHKで、加藤治子とか檀ふみが姉妹役ででてましたね。音楽がまたパキスタンだかバングラデシュかなんかの民族音楽で強烈な印象でした。
感情をみんな表には出さないけど、妙に生々しいんですよね。
当時キミ兄中学生w 死ぬまで忘れんw
キミ兄さまへ
そうだったんですね!
我が家はあまりホームドラマを見ていなかったのか、向田邦子さんのドラマをほとんど見たことがないんです。
壇ふみさんが登場するあたり、ギラギラしていなくていいですね(笑)
なぜこの選曲なのかものすごく不思議!
斬新な演出ですね。
小中学生に見た大人のドラマって、いつまでも心に残ります。

向田さんの作品は、今どきの小説の合間に読むとほっとします。
私も大人になったものだとしみじみ。(年をとっただけか…^^)

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。